マルタに3ヶ月間留学した場合、いくらかかるのか?
結論から言うと、トータルで約60万〜90万円前後がひとつの目安になります。
この金額には、語学学校の学費、滞在費、往復の航空券、現地での生活費、保険など、必要なものはすべて含まれています。
ただし、選ぶ学校や滞在方法、時期によって金額は大きく変わります。
この記事では、それぞれの費用の内訳や節約ポイント、実際のモデルケースまで詳しく解説していきます。
「結局、自分の場合はいくらかかるのか?」を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
マルタ留学3ヶ月の総費用はいくら?【ざっくり結論】
地中海に浮かぶマルタ島は、ヨーロッパの中でも「コスパが良い英語留学先」として人気が高まっています。
なかでも3ヶ月の留学は、英語の基礎力をしっかり固めたい人や、海外生活をじっくり味わいたい人におすすめの期間です。
でも気になるのは、やっぱり「総額いくらかかるのか?」ということ。
まずは、ざっくりとした費用感を把握しておきましょう。
語学学校・滞在費込みで「約60万〜90万円」が目安
マルタ留学3ヶ月にかかる総費用は、**学費・滞在費・航空券・生活費などすべて込みで、だいたい「60万〜90万円前後」**がひとつの目安になります。
費用は以下のような要因で大きく変動します:
- 滞在方法(ホームステイ/寮/シェアハウス)
- 通う語学学校の授業料(一般英語か試験対策か)
- 留学する時期(夏休み・ハイシーズンは高くなりやすい)
- 食事付きか自炊か
- 航空券の購入時期や利用空港
たとえば、語学学校+シェアハウス滞在+オフシーズン航空券であれば約60万円台に収まるケースもあります。
一方で、ホームステイ+夏期の語学学校+ゆとりある生活スタイルを選ぶと、90万円以上かかることも。
1ヶ月あたりの生活費目安も紹介
現地での生活費(食費・交通費・交際費など)は、1ヶ月あたり4万〜7万円程度を想定すると良いでしょう。
- 自炊中心なら:3〜4万円
- 外食や観光が多めなら:6〜7万円以上
- 飲酒・カフェ利用が多い場合はさらに+α
公共交通機関はリーズナブルで、マルタ全土のバスが乗り放題になる「Tallinjaカード」もあります。
日用品や食材の物価は日本よりやや安い印象です。
内訳を詳しく解説!3ヶ月留学の費用明細【項目別に解説】
3ヶ月のマルタ留学を検討するなら、「何にどれくらいかかるのか?」を具体的に把握しておくことが大切です。ここでは、主な費用項目をひとつずつ丁寧に見ていきましょう。
① 学費(語学学校の授業料)
マルタの語学学校は、イギリスやアメリカと比べてかなりリーズナブルです。
一般英語コース(週20レッスン)の場合、3ヶ月の学費は€1,200〜€2,000(約20万〜33万円)が目安です。
学校によっては、長期割引やキャンペーン価格が適用されることもあるので、事前に問い合わせておくと良いでしょう。試験対策やビジネス英語などのコースは、もう少し高くなる傾向があります。
② 滞在費(ホームステイ・学生寮・シェアハウス)
滞在方法によって費用は大きく異なります。
- ホームステイ(2食付き):€800〜€1,000/月(約13万〜17万円)
- 学生寮(自炊・個室):€600〜€800/月(約10万〜13万円)
- シェアハウス(自炊):€400〜€600/月(約7万〜10万円)
3ヶ月トータルで見ると、€1,200〜€3,000(約20万〜50万円)ほどが相場です。
できるだけ費用を抑えたいなら、シェアハウスや学生寮がおすすめです。逆に、英語環境にどっぷり浸かりたいならホームステイも有効です。
③ 航空券(往復の費用と時期による差)
日本からマルタまでは直行便がないため、欧州の都市で1回乗り継ぐのが一般的です。
- オフシーズン(1〜3月、11月など):€600〜€800(約10万〜13万円)
- ハイシーズン(夏休み・年末年始):€1,000〜€1,400(約17万〜23万円)
予約時期によってかなり差が出るので、3ヶ月前には航空券を押さえておくのが理想です。スカイスキャナーやTrip.comなどで相場を見ながら、安いルートを探すのがコツです。
④ 食費・交際費・交通費などの生活費
自炊が中心ならかなり節約できますが、外食が多いと出費はかさみます。
- 食費(自炊中心):€150〜€250/月(約2.5万〜4.2万円)
- 外食・カフェ・おやつ代:€100〜€200/月(約1.7万〜3.3万円)
- 交通費(Tallinjaカード利用):€26/月(約4,400円)
全体的に物価は日本よりやや安く、特にスーパーの野菜・パン・乳製品はお手頃です。3ヶ月の生活費としては、€600〜€1,000(約10万〜17万円)を見ておくと安心です。
⑤ 海外保険・ビザ・雑費などのその他費用
短期留学(90日以内)ならビザは不要ですが、万一に備えて保険には加入しておきましょう。
- 留学保険(3ヶ月):€200〜€400(約3.3万〜6.6万円)
- 雑費(教材、SIM、洗濯、交際費など):€100〜€200(約1.7万〜3.3万円)
現地でスマホを使う場合は、現地SIMカード(€10〜€20/月)が一般的です。
また、初日に教材費が別途かかる語学学校もあるため、細かな出費も想定しておきましょう。
実際の体験談・モデルケースで見るリアルな費用感
マルタ留学の費用は、選ぶ学校や滞在方法、生活スタイルによってかなり差が出ます。
ここでは、実際にありそうな2つのパターンを参考に、3ヶ月間の総費用を具体的に見てみましょう。
Aさん(大学生・シェアハウス利用)の場合

大学の春休みを利用して、3ヶ月間マルタで語学留学をしたAさん。
費用を抑えるために、比較的安めの語学学校とシェアハウスを選びました。食事は基本自炊です。
- 学費(一般英語コース):€1,400(約23万円)
- 滞在費(シェアハウス):€1,500(約25万円)
- 航空券(オフシーズン・早割):€650(約11万円)
- 食費・生活費:€750(約12.5万円)
- 保険・雑費など:€300(約5万円)
▶ 総額:約€4,600(約76.5万円)
節約しつつも現地の友人とカフェに行ったり、週末は近場の島を訪れたりと、充実した日々を送れたようです。
Bさん(社会人・ホームステイ利用)の場合

仕事を一時休職して留学した30代のBさんは、「英語漬けの環境」にこだわり、ホームステイを選択。語学学校も少人数制の評判が高いコースを選びました。
- 学費(集中英語コース):€1,900(約31万円)
- 滞在費(ホームステイ・2食付き):€2,700(約45万円)
- 航空券(ハイシーズン):€1,200(約20万円)
- 食費・生活費(外食多め):€1,000(約16.5万円)
- 保険・雑費など:€500(約8万円)
▶ 総額:約€7,300(約120万円)
少し高くついたものの、「現地の家族との会話がとても勉強になった」と満足度は高め。滞在中は英語力の伸びを実感できたそうです。
それぞれの費用と過ごし方を比較
| 項目 | Aさん(大学生) | Bさん(社会人) |
|---|---|---|
| 滞在方法 | シェアハウス(自炊) | ホームステイ(2食付き) |
| 学費 | €1,400(約23万円) | €1,900(約31万円) |
| 滞在費 | €1,500(約25万円) | €2,700(約45万円) |
| 航空券 | €650(約11万円) | €1,200(約20万円) |
| 生活費 | €750(約12.5万円) | €1,000(約16.5万円) |
| その他 | €300(約5万円) | €500(約8万円) |
| 合計 | €4,600(約76.5万円) | €7,300(約120万円) |
どちらが正解というわけではなく、目的や優先順位に応じて「自分に合ったスタイル」を選ぶことが一番大切です。
まとめ|3ヶ月のマルタ留学は費用対効果が高い!
英語力を伸ばしたいけれど、イギリスやアメリカほど費用はかけられない。そんな人にとって、マルタはちょうど良い選択肢かもしれません。ここであらためて、費用とポイントを簡単に振り返っておきましょう。
費用目安と内訳を再確認
マルタで3ヶ月間の語学留学をする場合、トータルの費用はおおよそ**€4,600〜€7,300(約76万〜120万円)**ほどが目安です。
項目別に見ると、以下のような内訳になります:
- 学費:€1,200〜€2,000(約20万〜33万円)
- 滞在費:€1,200〜€3,000(約20万〜50万円)
- 航空券:€600〜€1,400(約10万〜23万円)
- 生活費:€600〜€1,000(約10万〜17万円)
- その他(保険・SIM・雑費など):€300〜€500(約5万〜8万円)
もちろん、どこにお金をかけるかで金額は上下します。とはいえ、この内容で英語圏に3ヶ月滞在できるのはかなり魅力的です。
おすすめ語学学校やエージェントでの準備をすすめよう
費用を抑えつつも、安心して留学を実現するには「情報収集」と「事前準備」がとても大切です。
語学学校選びに迷ったら、まずは口コミ評価が高く、日本人スタッフがいる学校からチェックしてみると安心です。たとえば:
- EC Malta(初心者〜中級者に人気)
- AM Language(コスパ重視派向け)
- Sprachcaffe(リゾート気分を味わいたい人に)
また、エージェントを活用すれば、学校選び・滞在先の手配・保険加入までまるごとサポートしてもらえます。手数料がかからないところも多く、初めての人にはおすすめです。
迷ったときは、まずは無料カウンセリングや資料請求からはじめてみましょう。自分に合った留学プランが、きっと見えてきます。
